24日の海外動向と本日の相場見通し 個人投資家は、「余力がない」というより、「やる気がない」、「買う気がない」
25日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比20円高の16560円でした。24日のNYダウは反落、前日比65.82ドル安の18481.48ドルでした。急性アレルギー反応の応急措置に使われる自己注射薬の大幅値上げについて、マイランが議員らから説明を求められたことを受けて、S&P500種のヘルスケア株指数は1.6%低下し、6月24日以降で最大の下げとなりました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の10月物は前日比1.33ドル安の1バレル46.77ドルでした。米国内での原油在庫の増加が嫌気されました。NY円相場は反落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=100円40~50銭でした。
本日も、イエレンFRB議長の26日の講演を前に、多くの投資家は積極的な売り買いを手控える見通しです。日経平均の想定レンジは25日移動平均線(24日現在16578.41円)±100円程度です。夏枯れ・閑散相場は継続でしょう。なお、19日時点の信用評価損益率はマイナス15.03%と、前週のマイナス14.34%からマイナス幅が0.69ポイント悪化しました。また、19日時点の信用買い残は前週よりも700億円増加したとはいえ、2兆2317億円と、水準自体は2012年以降のピークを付けた昨年8月と比べると4割弱少ないままです。これをみる限り、信用取引を活用して積極的な投資を行う個人投資家は、「余力がない」というより、「やる気がない」、「買う気がない」とみた方がよさそうです。
カブ知恵厳選おすすめ投資顧問
カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。