3日の日経平均は先週末比148.83円高の16,598.67円

3日の日経平均は先週末比148.83円高の16,598.67円、高値は16,497.55円、安値は16,407.78円。東証1部の出来高は14億9684万株、売買代金は1兆6279億円、値上がり銘柄数1322銘柄、値下がり銘柄数は520銘柄、変わらず136銘柄。日経平均は反発。

前場の日経平均は大幅反発。先週末の米市場が、欧州金融大手ドイツ銀行の経営不安後退から大幅上昇となったほか、為替相場の円安好感の流れから背景に朝方から買いが先行。その後しばらくもみ合った後、午前10時20分には前場高値となる1万6652円16銭(前週末比202円32銭高)まで上昇する場面があった。なお、本日の寄り付き前、日銀の9月全国企業短期経済観測調査(短観)が発表され、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)のうち大企業・製造業はプラス6と2四半期連続の横ばい、市場予想のプラス7を若干下回る内容となった。

後場の日経平均はやや上げ幅を縮小。後場の寄り付き前場終値付近でのスタートも、今晩発表予定の米経済指標の米9月ISM製造業景気指数や今週の米雇用統計など見極めたいとする姿勢も強く上値は重く後場は伸び悩んだ。売買代金は9月6日以来、約1カ月ぶりの低水準に。

東証33業種では、証券商品先物、精密機器、小売業、食料品、金属製品が値上がりした。一方、鉱業、石油石炭製品、その他金融業、不動産業、保険業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはホクシン(7897)、2位はフォーカスシステムズ(4662)、3位はアダストリア(2685)。一方、値下がり率トップは川崎重工業(7012)、2位はさが美(8201)、3位はゴールドウイン(8111)

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