28日の海外動向と本日の相場見通し 短期マネーは新興市場中心に小型株に流入へ
29日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比40円安の18290円、高値は28日21時55分の18360円、安値は28日17時34分の18210円でした。28日のNYダウは５日ぶりに反落し、前週末比54.24ドル安の19097.90ドルでした。NY原油先物相場は反発、ＷＴＩ期近の１月物は前週末比1.02ドル高の１バレル47.08ドルでした。イラクのルイアビ石油相が産油国は減産で合意できるとの自信を示したと伝わったことが買い材料になりました。ＮＹ円相場は1ドル＝111円85～95銭の１円15銭円高・ドル安でした。
米株高と円安が一服したことで、本日の日経平均は続落する見通しです。想定レンジは昨日の取引レンジ（18222.82円～18374.93円）です。なお、日経平均が上げ止まり、且つ、大幅に下落しないなら、短期マネーは新興市場を中心に小型株、材料株、テーマ株に流入するとみています。そうなれば、主力大型株だけが上がる相場よりも、多くの個人投資の相場の体感温度は急激に上がることでしょう。
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