1日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均の上値は重そう、「宇宙」、「カジノ」、「ロシア」に注目
2日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比10円高の18410円、高値は2日00時06分の18580円、安値は2日の04時09分の18400円でした。１日の米NYダウは、エネルギー関連や金融株への買いが続き３日続伸、前日比68.35ドル高の19191.93ドルと、11月25日以来ほぼ１週間ぶりに最高値を更新しました。NY原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の１月物は前日比1.62ドル高の１バレル51.06ドルでした。ＮＹ円相場は1ドル＝114円05～15銭の35銭の円高・ドル安でした。
本日は、米雇用統計発表を控えた週末のため、後場に入り、買い方のポジション調整の売りが出ることが予想されます。このため、日経平均の上値は重くなるとみています。想定レンジは5日移動平均線（1日現在18373.35円）～1日高値18746.28円です。
キヤノン（7751）が宇宙ロケット事業に参入すると伝わり、宇宙関連銘柄が賑わいそうです。また、自民、公明両党はカジノ法案を２日の衆院内閣委員会で採決する方針で、可決される公算が大きくなったため、同関連にも物色の矛先が向かいそうです。そして、岸田文雄外相が2日午後（日本時間2日夜）にプーチン大統領と会い、3日にラブロフ外相と会談するため、ロシア関連にも関心が高まりそうです。
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