個別銘柄情報(12/22分)
積水ハウス(1928)、SMBC日興は投資評価を引き上げ
1960.5円 17.5円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「2」から「1」に引き上げ、目標株価を同2250円から2450円に引き上げた。SMBC日興では、営業利益予想について、従来予想に対し17/1期は10億円、18/1期は60億円、19/1期は150億円増額したという。主な変更要因は、(1)中国を含めて国際事業の受注高が順調に推移していることを踏まえて増額したこと、(2)国内工業化住宅の原価低減効果を考慮し利益率想定を引き上げたこと、(3)為替前提を1ドル100円から110円へ変更したこと、以上3点だそうだ。
武蔵精密(7220)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
3150円 70円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の2700円から3500円に引き上げた。SMBC日興予想の営業利益を17/3期115億円→125億円(前期比-6.7%)、18/3期145億円→160億円(+28.0%)へ増額修正したという。ホンダビジネス、独Hay社連結効果、為替など前提条件を見直したが、為替前提の変更分(17/3期+7.5億円、18/3期+15億円)がほぼ利益面に上乗せとなったそうだ。為替前提は17/3期3Q以降110円/USD(前回100円/USD)で、年平均レートは17/3期103円→108円/USD、18/3期100円→110円/USDとなるという。
日信工業(7230)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
1845円 2円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の1600円から1900円に引き上げた。今回、17/3期2Q決算を経て、需要環境、為替変動など環境変化を予想に織り込んだという。営業利益は17/3期110億円→115億円(前回予想比+4.5%、前期比+53.5%)、18/3期120億円→130億円(+8.3%、+13.0%)としたそうだ。主力となった二輪車用ブレーキ部品はインドネシア、タイなどで期初計画から若干減少しているが、同社拡販努力で吸収しているという。
ケーヒン(7251)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
2055円 48円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の1800円から2100円に引き上げた。新製品立ち上げに伴う合理化効果、経費削減・事業再編効果の縮小、あるいは減価償却費・研究開発費増加から、営業利益は前回予想並みにとどまる見通しだという。円安進展により営業外の為替差損縮小が見込まれるため、税引前利益は17/3期230億円→240億円、18/期260億円→270億円へと増加を予想したそうだ。
三菱自(7211)、野村は目標株価を引き上げ
685円 10円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の680円から770円に引き上げた。18.3期から、グローバル販売する小型SUVやインドネシアでのミニバンなど新製品の投入が相次ぐ上に、日産自動車(7201)とのシナジーもあり、V字回復が期待できるという。特に、日産とのシナジーについては、単純な調達コスト削減だけでなく、同社が開発、生産した車種を日産に供給する一方、日産から同社のラインナップに欠けている車種の補完を受けることで、大幅な売上増が見込める点がポイントだそうだ。
富士重(7270)、野村は目標株価を引き上げ
4879円 73円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の4700円から5800円に引き上げた。世界の自動車メーカーでトップの収益性を維持しながら北米を中心に台数面でも高成長が続く点が魅力だという。17.3期下期にimpreza、18.3期下期にforesterを全面改良し、19.3期に現在未参入の3列シートsuvセグメントに新商品を投入するなど、切れ目ない新車投入が続くそうだ。野村では17.3期末予想ネットキャッシュが8357億円と高水準で、高い営業利益率が続くことから、18.3期に180円への増配を予想するとともに、18.3期以降、年間1000億円の自己株取得が続く前提で業績を予想したという。
ディスコ(6146)、野村は目標株価を引き上げ
14060円 390円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の14881円から16079円に引き上げた。業界環境の好転から大口顧客の投資再開が見込めるため、18.3期以降の業績予想を上方修正したという。中期的にパッケージ革命やIoT関連投資で大きな恩恵を受け、かつ3D-NANDの設備投資も業績の追い風になり、セクター平均を大きく上回る成長を遂げうる企業とみているそうだ。
東急不動産(3289)、JPは「Overweight」でカバレッジを再開
705円 1円安
JPモルガン証券は、同社について、投資判断を「Overweight」、目標株価を850円でカバレッジを再開した。来期はマンション事業の減益により高い利益成長が期待しにくいものの、マーケットの期待値が低いため、ポジティブ・サプライズとなる公算は大きいという。また、渋谷再開発という目玉案件を抱えており、長期的な利益成長と不動産価値向上が期待できるそうだ。PER、EV/EBITDAなどのバリュエーション指標が不動産5社の中で最も安く、リスクリワードが魅力的という。
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