15日の海外動向と本日の相場見通し アクティブ個人の物色意欲が強い展開が十分見込めるとみています
16日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比10円安の19430円、高値は15日16時30分の19470円、安値は16日02時21分の19330円でした。15日のNYダウは５日続伸、前日比107.45ドル高の20611.86ドルと、５日連続で過去最高値を更新しました。１月の米小売売上高は前月比0.4％増、自動車・ガソリンを除くと0.8％増え、共に市場予想を上回り、１月の米ＣＰＩは前月比0.6％上昇と市場予想以上に伸びました。これらが好感されました。ナスダック総合株価指数は７日続伸し、６日続けて最高値を更新、Ｓ＆Ｐ500種株価指数を含めた主要３指数は揃って5日連続で最高値を更新しました。NY原油先物相場は反落、ＷＴＩ期近の３月物は前日比0.09ドル安の１バレル53.11ドルでした。NY円相場は３日ぶりに反発し、前日比10銭円高・ドル安の１ドル＝114円10～20銭でした。
米株は強い動きを続けていますが、ドル/円相場が膠着しているため、日経平均は強い動きながらも、上値は重そうです。想定レンジは19400円±150円程度です。ところで、信用評価損益率は10日申し込み時点でマイナス6.78％と、前週のマイナス7.82％から1.04ポイント改善したということです。マイナス６％台への改善は15年７月31日申し込み時点以来のことだそうです。このため、信用個人の手の内とマインドは大幅に改善しているもようであり、アクティブ個人の物色意欲が強い展開が十分見込めるとみています。
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