16日の海外動向と本日の相場見通し 米株騰勢一服と円高で、日経平均は続落見通し
17日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比120円安の19210円、高値は16日16時30分の始値19340円、安値は17日01時27分の19160円でした。16日のNYダウ6日続伸、前日比7.91ドル高の20619.77ドルと、6日続けて過去最高値を更新しました。一方、ナスダック総合株価指数は8日ぶりに反落し、同4.540ポイント安の5814.900ポイントでした。S&P500種株価指数は8日ぶりに反落でした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の3月物は前日比0.25ドル高の1バレル53.36ドルでした。NY円相場は1ドル=113円20~30銭の90銭の円高・ドル安でした。
イエレンFRB議長による14~15日の議会証言から一夜明けて、市場では早期の利上げ観測がやや後退し、NY債券市場で長期債は6日ぶりに反発、10年物国債利回りは前日比0.05%低下し2.44%でした。これがドル売り材料になりました。さらに、米国株の騰勢が鈍っています。よって、本日の日経平均は続落が見込まれます。想定レンジは19200円±100円程度です。下値は25日移動平均線(16日現在19118.53円)がサポート、上値は5日移動平均線(同19372.51円)がレジスタンスしそうです。
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