6日の日経平均は前日比149.19円高の19,265.6円

相場概況(主力株)/6日の日経平均は前日比149.19円高の19,265.6円

6日の日経平均は前日比149.19円高の19,265.6円、高値は19,294.15円、安値は19,164.86円。東証1部の出来高は20億3608万株、売買代金は2兆4248億円、値上がり銘柄数は1311銘柄、値下がり銘柄数は497銘柄、変わらずは102銘柄。日経平均は3日続伸。

前場の日経平均は3日続伸。前日の米市場は今晩の雇用統計を控えもみ合う展開。ただ、米雇用統計の改善を期待したドル買いからの円安基調を好感、日経平均は朝方から買い先行スタート。一時は145円高まで上昇する場面があったものの、週末要因や今晩の米雇用統計を控えることなどから一巡後は上げ幅を縮小。その後もみ合う展開となっている。

後場の日経平均は上げ幅を拡大。後場入り直後も前場同様に今晩の米10月雇用統計を控え手控え様子見ムードからもみ合う展開。ただ、13時過ぎに黒田東彦日銀総裁が内外情勢調査会の講演が「政策手段に限りあるとは考えていない」と発言したと伝わったほか、安倍晋三首相も「1億総活躍の緊急対策で必要なものは補正予算による対応を検討する」と述べたと報じられると先物主導で上げ幅を拡大、一時1万9294円15銭(前日比177円74銭高)まで上昇する場面があった。その後はやや伸び悩んだものの高値圏は維持、日経平均は8月21日以来、約2カ月半ぶりの高値水準を回復した。

東証33業種では、建設業、ガラス土石製品、電気・ガス業、小売業、医薬品などが値上がりした。一方、パルプ・紙、鉱業、石油石炭製品、ゴム製品、その他金融業が値下がりした。東証1部の値上がり率トップはサンケン電気(6707)、2位はユーシン精機(6482)、3位はアイスタイル(3660)。一方、値下がり率トップはミツミ電機(6767)、2位はジャムコ(7408)、3位はSUMCO(3436)。

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