4日の海外動向と本日の相場見通し IT株安で、日経平均は軟調推移が見込まれます
5日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比80円安の22630円、高値は4日23時07分の22800円、安値は終値でした。4日のNYダウは反発、前週末比58.46ドル高の24290.05ドルと、2営業日ぶりに過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は続落し、同72.220ポイント安の6775.366ポイントでした。米議会上院が2日に上院の税制改革案を可決したことが好感され、銀行や小売り株が買われました。しかし、IT関連が軟調でした。NY原油先物相場は3日ぶりに反落、WTI期近の2018年1月物は前週末比0.89ドル安の1バレル57.47ドルでした。NY円相場は反落、前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=112円35~45銭でした。
ダウは上昇しましたが、IT関連が弱くナスダックが続落したため、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。想定レンジは22600円±150円程度です。物色面では、教育無償化など「人づくり革命」で、2020年度から年収590万円未満の世帯を対象に私立高校を実質無償化すると伝わり、同関連が賑わいそうです。
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