13日の海外動向と本日の相場見通し EV関連、仮想通貨マイニング関連に注目

14日の大阪ナイトセッションの日経先物3月物は前日比40円安の22660円、高値は14日01時56分の22800円、安値は終値でした。13日のNYダウは5日続伸、前日比80.63ドル高の24585.43ドルと、4日続けて過去最高値を更新しました。上下両院の指導部が税制改革法案の一本化で大筋合意したと伝わったことが好感されました。また、FOMCで今年3度目となる利上げを決め、委員の政策金利見通しが2018年の利上げ回数が3回を織り込む水準で9月から変わらなかったことも買い材料になりました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の2018年1月物は前日比0.54ドル安の1バレル56.60ドルでした。NY円相場は、1ドル=112円50~60銭の1円円高・ドル安でした。

 

米国株は強いです。しかし、今回のFOMCを受けて、来年の利上げが緩やかになるとの見方からドルの上値が重くなっているため、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。想定レンジは22650円±100円程度です。物色面では、トヨタ(7203)が13日、EVなどの基幹部品である電池事業でパナソニック(6752)との協業を検討すると発表したこともあり、EV関連が賑わいそうです。また、昨日は仮想通貨のマイニング関連のNEWART(7638)、ファステップス(2338)などが急騰したので、同関連にも資金流入が続きそうです。

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