5日の海外動向と本日の相場見通し 米中貿易戦争発生リスク後退で日経は堅調
6日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比210円高の21860円、高値は6日00時59分の21920円、安値は5日18時41分の21650円でした。5日のNYダウは3日続伸、前日比240.92ドル高の24505.22ドルでした。前日に国家経済会議(NEC)のクドロー委員長などが中国との交渉に前向きな姿勢を強調したことが好感されました。ナスダック総合株価指数は同34.445ポイント高の7076.552ポイントでした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の5月物は前日比0.17ドル高の1バレル63.54ドルでした。NY円相場は3日続落、前日比65銭円安・ドル高の1ドル=107円35~45銭でした。
米中の対立が貿易戦争に発展し、世界経済に悪影響を与えるとの懸念がひとまず後退したことで、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは21850円±150円程度です。ただ、日本時間6日夜に発表される3月の米雇用統計を控え、外部環境改善を好感した買い一巡後は、指数は膠着しそうです。
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