9日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境の悪材料に対して鈍感になった、底堅い市場になった、そんな印象
10日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比130円安の21600円、高値は10日00時47分の21790円、安値は10日04時57分の21550円でした。9日のNYダウは反発し、前週末比46.34ドル高の23979.10ドルでした。午後に440.42ドル高まで上げる場面がありましたが、取引終盤にかけて急速に伸び悩みました。10日に中国の習近平国家主席が中国で講演する予定であること、10~11日にフェイスブックのザッカーバーグCEOが議会で証言こと、ニューヨーク・タイムズが、FBIが9日にトランプ大統領の顧問弁護士の事務所を捜査したと報じたことなどで、上値が重くなったようです。NY原油先物相場は反発、WTI期近の5月物は前週末比1.36ドル高の1バレル63.42ドルでした。NY円相場は続伸し、前週末比15銭円高・ドル安の1ドル=106円75~85銭でした。
米株安でも、昨日の日本株は強かったです。外部環境の悪材料に対して鈍感になった。底堅い市場になった。そんな印象です。海外勢の日本株売り圧力が弱まる中、新年度入りした国内機関投資家の買い圧力が勝っているのかもしれません。本日も底堅い動きが見込まれます。想定レンジは21600円±150円程度で。
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