19日の海外動向と本日の相場見通し 底堅い大型株、冴えない小型株、体感温度低い相場
20日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比80円安の22120円、高値は19日17時26分の22190円、安値は20日02時19分の22050円でした。19日のNYダウは続落、前日比83.18ドル安の24664.89ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落し、同57.180ポイント安の7238.056ポイントでした。アップルに部品を供給する半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が慎重な業績見通しを示したことで、スマホ需要が弱まっているとの見方が強まり、アップルや半導体関連株が売られました。NY原油先物相場は3日ぶりに反落、WTI期近の5月物は前日比0.18ドル安の1バレル68.29ドルでした。NY円相場は続落、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=107円30~40銭でした。
米国の半導体関連安はネガティブです。本日の日経平均は6日ぶりに反落する見通しです。想定レンジは22150円±150円程度です。引き続き、基本は75日移動平均線(19日現在22227.64円)の攻防でしょう。一方、19日の東証マザーズ指数は前日比10.26ポイント(0.90%)安の1125.61ポイントでした。大型株は堅調ながら、個人の関与率の高い小型株は冴えない展開となっています。信用個人にとって、体感温度の低い相場が終日続くことを覚悟しています。
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