29日の海外動向と本日の相場見通し 南欧政治リスクで米国株下落、日経は22000円の攻防
30日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比280円安の22020円、高値は29日16時30分の22230円、安値は30日03時50分の21920円でした。29日のNYダウは3日続落、前週末比391.64ドル安の24361.45ドルでした。イタリアやスペインの政局混乱への警戒感から欧州の株式相場が軒並み下落し、米長期金利が低下したため、金融株が下落しました。サウジアラビアとロシアが協調減産を緩める考えだと前週末に伝わり、NY原油先物相場は続落、WTI期近の7月物は前週末比1.15ドル安の1バレル66.73ドルでした。NY円相場は1ドル=108円70~80銭の65銭円高・ドル安でした。
米株安を受け、本日の日経平均は22000円台の攻防となりそうです。想定レンジは22000円±150円程度です。イタリアの再選挙は同国のユーロ加盟に対する事実上の国民投票になりかねないとの見方が強まっているようです。また、与党の汚職問題に端を発したラホイ首相への不信任案提出などで、スペインの政局も混迷しています。結果、為替市場ではユーロ安が進み、円が対ドルでも買われやすい状況です。これは日本株にネガティブです。終日、リスクオフムードの強い1日になりそうです。期待は日銀のETF買いによる下支えです。
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