13日の海外動向と本日の相場見通し SQ算出後は様子見気分が強まりそう
14日の大阪ナイトセッションの日経先物3月物は前日比130円安の21650円、高値は13日17時03分の21850円、安値は14日03時06分の21610円でした。13日のNYダウは続伸、前日比70.11ドル高の24597.38ドルでした。中国政府が米国産大豆の輸入を再開した、また、米国から輸入する自動車・部品の関税も大幅に引き下げると伝わり、好感されました。一方、ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落、前日比27.978ポイント安の7070.334ポイントでした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の2019年1月物は前日比1.43ドル高の1バレル52.58ドルでした。NY円相場は反落、前日比30銭円安・ドル高の1ドル=113円50~60銭でした。
米中政府が通商交渉で歩み寄るとの期待感が強まっていることはポジティブです。ですが、ドラギECB総裁が定例理事会後にユーロ圏の経済見通しについて「保護主義の脅威などの不確実性のため、リスクは下方に傾きつつある」との見解を示したこともあり、マクロ環境に対する警戒感もあるため、日経平均の上値は限定されるでしょう。想定レンジは21700円±200円程度です。株価指数先物・オプション12月物SQの算出後は、様子見気分が強まる可能性もあります。
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