24日の海外動向と本日の相場見通し 米株安と円高で、ボラ急上昇、乱高下
24日の日経平均先物3月物は19250円と、21日の大証通常取引終値比800円安、高値は19900円、安値は19225円でした。24日のＮＹダウは４日続落、前週末比653.17ドル安の21792.20ドルでした。ナスダック総合株価指数は同140.075ポイント安の6192.920ポイントでした。米政府機関の一部閉鎖の長期化懸念が強まったこと、米財務省が「金融市場の機能面にいかなる支障もない」との声明を発表したことが逆に不安を強めてしまったこと、そして、トランプ大統領がパウエルＦＲＢ議長への批判を繰り返していることなどが嫌気されました。NY原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の2019年２月物は前週末比3.06ドル安の１バレル42.53ドルでした。ＮＹ円相場は３日続伸、前週末比75銭円高・ドル安の１ドル＝110円40～50銭でした。
日本が3連休中の米国株安や円高進行が嫌気され、本日の日経平均は売りが先行しそうです。想定レンジは19500円±500円程度です。なお、本日は受渡ベースで、2018年の国内株式の最終売買日です。このため、節税売りや、権利取りの動きが見込まれます。また、追証絡みの投げ売りや、売り方の利益確定の買い戻しや、バーゲンハンターからのリバウンド狙いも激しくぶつかりそうです。24日のＶＩＸ指数は前週末比5.96（19.79％）高の36.07と、株式相場が急落した２月上旬以来およそ10カ月ぶりの高さになりました。日経平均のボラも急上昇するでしょう。結果、乱高下する見通しです。
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