27日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境に大きな変化なく、日経平均はもみあい
28日の大阪ナイトセッションの日経先物３月物は前日比変わらずの21560円、高値は28日03時15分の21590円、安値は27日18時55分の21450円でした。27日のＮＹダウは続落、前日比72.82ドル安の25985.16ドルでした。米通商代表部のライトハイザー代表が議会下院の公聴会で米中協議について「まだやるべき事が多い。（合意までに）すべての問題に対処する必要があり、結果を予測するのは時期尚早だ」と述べたことが嫌気されました。また、民主党議員が「メディケア・フォー・オール」の法案を提出したことも、関連銘柄への悪材料でした。一方、ナスダック総合株価指数は反発し、同5.211ポイント高の7554.509ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の４月物は前日比1.44ドル高の１バレル56.94ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝110円95銭～111円05銭、40銭円安・ドル高でした。
外部環境に大きな変化がないため、本日の日経平均は前日終値21556.51円付近での「もみあい」となりそうです。想定レンジは21550円±150円程度です。上値で３月決算を前にした国内機関投資家からの売りが出るでしょう。一方、売り方の買い戻しニーズも強く、下値は下値で相当堅そうです。１ドル＝111円アラウンドの円安も日経平均の下支え要因です。
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