20日の海外動向と本日の相場見通し 円高で日経平均の上値は重いが、下値も相当堅い

21日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比30円高の21430円、高値は201924分の21570円、安値は210116分の21310円でした。20日のNYダウは4日続伸、前日比249.17ドル高の26753.17ドルでした。S&P500種株価指数も4日続伸し、2954.18ポイントと4月30日に付けた過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は同64.017ポイント高の8051.340ポイントでした。FOMCで早期利下げの可能性を示唆されたことが好感されました。また、米中貿易協議に何らかの進展があるとの期待も高まりました。そして、イランが20日に米国の無人偵察機を撃墜したことで、NY原油先物相場が急伸したため、石油株が買われたことも相場を押し上げました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の7月物は前日比2.89ドル高の1バレル56.65ドルでした。NY円相場は4日続伸、前日比80銭円高・ドル安の1ドル=1072535銭でした。

 

イラン国営通信によれば、イラン革命防衛隊は20日、南部ホルムズガン州に侵入してきた米国の無人偵察機を撃墜したと発表しました。一方、米側は、無人機は領空を侵犯しておらず国際空域で撃墜されたと主張しています。このように、中東情勢が悪化し、地政学リスクが高まり、安全資産とされる円が買われています。これは日本株にはネガティブです。このため、米国株ほど日本株は上がらないでしょう。ただし、欧米の金融緩和期待で円高以外の外部環境は良好なため、下値は相当堅いでしょう。日経平均の想定レンジは21500円±200円程度です。

 

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