25日の海外動向と本日の相場見通し 米株連日の急落、日経平均も軟調推移
26日の大阪ナイトセッション日経平均先物３月物は前日比670円安の22000円、高値は25日16時54分の22660円、安値は26日04時38分の21890円でした。25日のＮＹダウは連日で大幅下落、前日比879.44ドル安の27081.36ドルでした。ナスダック総合株価指数は４日続落、同255.667ポイント安の8965.613ポイントと、19年12月末以来２カ月ぶりに9000ポイントを割って取引を終えました。新型コロナの米国での感染リスクの上昇が嫌気されました。米疾病対策センター（ＣＤＣ）は25日、米国内で感染がまん延した場合に備え、教育機関や企業に特別な対策を講じるように呼びかけました。また、トランプ米大統領は25億ドル規模の緊急予算措置を議会に要請する方針を示しました。ＮＹ原油先物相場は大幅に続落、ＷＴＩ期近の４月物は、前日比1.53ドル安の１バレル49.90ドルでした。ＮＹ円相場は３日続伸、前日比50銭円高・ドル安の１ドル＝110円15～25銭でした。
新型コロナウイルスが米国でも広がるとの懸念から米国株式相場が連日の急落となり、その一方で、リスク回避姿勢が強まり、米長期金利が過去最低を更新しました。このため、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。想定レンジは22200円±300円程度です。ボラタイルな相場が続くでしょう。
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