10日の海外動向と本日の相場見通し 米国株高、円安、原油高を受け、本日の日経平均は堅調推移
11日の大阪ナイトセッション日経平均先物３月物は前日比240円高の20050円、高値は10日19時49分の20190円、安値は11日00時38分の19020円でした。10日のＮＹダウは４日ぶりに反発、前日比1167.14ドル高の25018.16ドルでした。ナスダック総合株価指数は同393.577ポイント高の8344.253ドルでした。10日午後には米ＣＮＢＣが「トランプ氏は与党議員との協議で年内の給与税ゼロを提案したようだ」と報じたことが買い材料になりました。ＮＹ原油先物相場は５日ぶりに反発、ＷＴＩ期近の４月物は前日比3.23ドル高の１バレル34.36ドルでした。ロシアのノワク・エネルギー相が10日、協調減産について「ドアは閉まっていない」と述べたと伝わったことが買い材料になりました。ＮＹ円相場は反落し、前日比３円30銭円安・ドル高の１ドル＝105円60～70銭でした。
米国株高、円安、原油高を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは20000円±300円程度です。ただし、今回の急落で多くの投資家の手の内は悪化しています。このため、２万円を回復する場面では、下値で買った投資家の利益確定売りや、高値で買った投資家からの戻り待ちの売りが増えるでしょう。このため、上値は重そうです。その一方、追証絡みの売りは昨日で一巡した可能性が高く、投げ売りは出難いとみています。
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