26日の海外動向と本日の相場見通し 需給良好、買い方には過ごしやすい１日
27日の大阪ナイトセッション日経平均先物６月物は前日比740円高の19100円、高値は27日02時03分の19140円、安値は26日16時33分の18220円でした。26日のＮＹダウは３日続伸、前日比1351.62ドル高の22552.17ドルでした。ナスダック総合株価指数は反発、同413.24ポイント高の7797.54ポイントでした。米議会上院は25日、２兆ドルの経済対策法案を賛成多数で可決しました。これが好感されました。この対策には、家計向けの現金支給や中小企業向けの事実上の給与補填制度、飲食や航空会社などの支援が組み込まれています。ＮＹ原油先物相場は大幅反落、ＷＴＩ期近の５月物は前日比1.89ドル安の１バレル22.60ドルでした。ＮＹ円相場は大幅上昇、前日比１円60銭円高・ドル安の１ドル＝109円55～65銭でした。
米国株高を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。今後、配当基準日を３月31日から延期する企業が増える可能性があるものの、本日27日は３月期決算企業の権利付き最終売買日です。このため、権利取りの買いは入るでしょう。また、本日27日～30日にかけて配当再投資に絡んだ先物買いは7500億円規模との試算もあります。このように好需給が見込めるため、買い方にとっては過ごしやすい１日になりそうです。
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