21日の海外動向と本日の相場見通し 米中対立激化は懸念だが、日経の下値は堅い

21日のNYダウは反落、前日比101.78ドル安の24474.12ドルでした。ナスダック総合株価指数も反落、同90.89ポイント安の9284.88ポイントでした。トランプ米大統領は20日夜、バイデン前副大統領を支援するために「偽情報のキャンペーンを展開している」などと書き込んだことや、米上院が20日、米国に上場する中国企業に経営の透明性を求め、最終的には上場維持を難しくする可能性のある法案を可決していることで、米中対立激化が嫌気されました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の7月物は前日比0.43ドル高の1バレル33.92ドルでした。NY円相場は反落、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=1075565銭でした。

 

21日の米国株は反落したこともあり、VIX指数は前日比1.545.50%)高の29.53でした。しかしながら、VXMは32.38で、VIX/VXVレシオは0.91でした。同レシオが1を下回っているので米株式相場は好調といえるでしょう。一方、21日の日本でも、プット・コールレシオは0.55、新高値銘柄数59、新安値銘柄数1、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は117.05と、やや過熱感を伴いながらも、強気相場が継続している様子が窺えます。

 

なお、日銀は本日、臨時の金融政策決定会合を開き、中小企業支援の新制度を決める見通しです。また、政府は、東京都など首都圏の4都県と北海道の緊急事態宣言解除の可否について、25日にも専門家の評価を踏まえ判断します。1日も早い経済活動の再開を目指す政府と、企業の資金繰り支援に動く日銀の行動は、相場の下支え要因でしょう。ただし、米中の対立激化懸念は上値圧迫要因です。以上のことから本日の日経平均の想定レンジは20500円±200円程度です。

 

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