16日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は26000円台乗せも、終値でキープできるかに注目

17日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比70円高の26060円、高値は16日20時53分の26210円、安値は16日17時55分の25850円でした。16日のNYダウは続伸、前週末比470.63ドル高の29950.44ドルと、今年2月以来となる過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数も続伸、同94.843ポイント高の11924.129ポイントと最高値を付けた9月2日以来の水準で取引を終えました。S&P500種株価指数は同41.76ポイント高の3626.91ポイントと、連日で過去最高値を更新しました。米バイオ製薬のモデルナが16日、コロナワクチンの臨床試験の初期データで「94.5%の有効性が示された」と発表したことが買い材料になりました。

 

16日のVIX指数は前日比0.65(2.81%)安の22.45でした。また、VIX3Mは同0.34(1.32%)安の25.35で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(1.51%)安の0.89と、9日連続で1を割り込んでいます。米国株式市場が落ち着きを取り戻しています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.23(0.18%)高の129.56でした。

 

一方、16日の日本では、プット・コールレシオは1.05と前日の1.06から上昇しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は95.11と前日の88.15から上昇しました。新高値銘柄数は94、新安値銘柄数は3でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は16日現在「水平」から「上向き」に転換しました。転換線は「上向き」継続です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「上向き」継続です。また、16日現在のMACD(12日-26日)は560.28と前日の489.14から上昇、シグナル(9日)は284.16と前日の220.60から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は276.12と前日の268.54から上昇し、「買い」継続です。

 

米国株が非常に強い動きを続けているため、本日の日経平均はついに26000円台に乗せる場面がありそうです。想定レンジは26000円±300円程度です。なお、流石に急ピッチの上昇がとなっているため、買い方のメインはショートカバーになる見通しです。一方、個人や信託銀行経由の年金は売り向かう公算です。大台達成でいったん達成感が強まるかに注目しています。

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