4月28日の海外動向と各種テクニカル指標

4月29日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比130円安の28920円、高値は28日23時14分の29090円、安値は29日04時55分の28900円でした。28日のNYダウは反落、前日比164.55ドル安の33820.38ドルでした。アムジェン、マイクロソフト、ボーイングの3銘柄でダウを216ドル押し下げました。ナスダック総合株価指数は続落、同39.185ポイント安の14051.031ポイントでした。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の6月物は前日比0.92ドル高の1バレル63.86ドルでした。NY金先物相場は続落、6月物は前日比4.9ドル安の1トロイオンス1773.9ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反発、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=108円55~65銭でした。

 

4月28日のVIX指数は前日比0.28(1.59%)安の17.28でした。また、VIX3Mは同0.19(0.89%)安の21.13で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(0.71%)安の0.82と、1を下回っているため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性が大幅に低下しています。Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.24(0.17%)高の139.37でした。

 

4月28日の日本では、プット・コールレシオは0.18と前日の0.22から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は89.25と前日の85.83から上昇しました。新高値銘柄数は26、新安値銘柄数は195でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は4月28日現在「水平」を継続しました。転換線も「水平」を継続しました。転換線と基準線は「逆転」を継続しました。遅行スパンは26日前の日足を上回り、「好転」しました。ただし、「雲の上」から「雲の中」に潜り込みました。また、先行スパンのクロスは、2021年5月31日です。先行スパン2は「水平」から「上向き」に転換しました。また、4月28日現在のMACD(12日-26日)はマイナス109.65、シグナル(9日)はマイナス24.73、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス84.92と、「売り」を継続しました。(売り転換は4月15日でした。)なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。

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