10日のマザーズの動向と各種テクニカル指標
5月10日の東証マザーズ指数は前日比4.74(0.41%)安の1157.42と、5日続落しました。5日移動平均線(10日現在1183.30)、25日移動平均線(同1219.44)、75日移動平均線(同1228.32)全て下回っています。出来高は6429万株、売買代金は1490億円でした。なお、3月9日安値の1113.58が「1番底」、3月18日の1256.51が「ネックライン」、3月25日の1138.11が「2番底」です。そして、4月19日に1263.73と、遂に「ネックライン(1256.51)」をブレイクしました。しかし、現在は、それを大幅に割り込んでいます。その一方で、3月9日安値は1113.58であり、2020年12月22日の1125.60とほぼ同水準で「下げ止まり」ました。このため「1113.58と1125.60に挟まれるゾーン」は中期的な下値サポートゾーンといえるでしょう。
日足ベースの一目均衡表では、5月10日現在基準線は「下向き」を継続しました。転換線は「下向き」を継続しました。転換線と基準線との関係は「逆転」を継続しました。遅行スパンは「26日前の日足」を下回り、「逆転」を継続しました。また、遅行スパンは「雲下抜け」を継続しました。先行スパンのクロスは、2021年6月10日と2021年6月14日です。先行スパン2は「水平」を継続しました。また、5月10日現在のMACD(12日-26日)はマイナス10.84、シグナル(9日)はマイナス0.99、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス9.85と、「売り」継続です。売り転換は4月22日でした。そして、騰落レシオ(25日)は82.92、新高値銘柄は7、新安値銘柄は17でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は8日です。
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