相場雑感 マザーズ、日経平均共に底入れ期待

東証マザーズ指数に関しては、5月12日に、3月9日の1113.58pと、昨年12月22日の1125.60pに挟まれた「中期的な下値サポートゾーン」を割り込んで底割れしましたが、5月21日終値は1128.66pと1125.60pを上抜けたため、5月17日の1040.58pが当面の底値となり、変化日(日足の一目均衡表の先行スパンのクロス予定の6月10日と6月14日)あたりまでの上昇を想定しています。

 

日経平均については、5月21日までの週の週足が677.93円の長い下ヒゲを付けました。これを信頼して、5月13日の27385.03円や17日の27632.53円が当面の底値圏になるとみています。一方、上値メドは一応25日移動平均線ですが、上手くいけば価格帯別出来高が最も積み上がっている29500円付近までの上昇もあり得ると考えています。

 

なお、5月21日時点の東証1部の全銘柄の予想PERは16.04倍、予想益利回りは6.23%、予想配当利回りは1.80%、PBRは1.29倍です。日本株はバリュエーション面でフェアバリューというか、むしろ、割安水準にあるとみています。

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