3月9日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

3月9日の日経平均は前日比430.46円(1.71%)安の24790.95円と、大幅に3日続落しました。5日移動平均線(8日現在25793.62円)、25日移動平均線(同26800.49円)、75日移動平均線(同27903.64円)、200日移動平均線(同28397.88円)全て下回っています。3月9日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比110円安の24800円、高値は9日03時03分の25160円、安値は9日00時34分の24550円でした。8日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は89.17と前日の100.49から低下しました。新高値銘柄数は6、新安値銘柄数は485でした。また、8日現在のMACD(12日-26日)はマイナス537.46、シグナル(9日)はマイナス375.18でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス162.28でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。

 

一方、8日の東証マザーズ指数は前日比10.23p(1.48%)安の681.72pと、大幅に5日続落しました。5日移動平均線(8日現在724.64p)、25日移動平均線(同735.22p)、75日移動平均線(同894.71p)、200日移動平均線(同1042.12p)全て下回っています。8日の東証マザーズの騰落レシオ(25日移動平均)は85.50でした。新高値銘柄数は0、新安値銘柄数は55でした。また、8日現在のMACD(12日-26日)はマイナス25.97、シグナル(9日)はマイナス32.35でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス6.38でした。これは2月28日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。

 

8日のNYダウは4日続落し、前日比184.74ドル安の32632.64ドルと昨年3月以来、1年ぶりの安値で取引を終えました。ナスダック総合株価指数も4日続落し、同35.411ポイント安の12795.551ポイントと昨年3月以来の安値で取引を終えました。バイデン米大統領が8日、ロシアからの石油や天然ガスの輸入を禁止すると発表したことが嫌気されました。米ガソリン価格が14年ぶりに史上最高値を更新し、先行きの米個人消費への影響が懸念されました。

 

8日のNY原油先物相場は3日続伸、WTI期近の4月物は前日比4.30ドル高の1バレル123.70ドルでした。一時1バレル129.44ドルを付けましたが、短期的な相場の過熱感から目先の利益を確定する売りが出ました。また、英ロンドン金属取引所(LME)は8日、急激な値上がりを受けて同日停止したニッケルの取引について、再開は11日以降になる見込みだと発表しました。そして、全米自動車協会(AAA)の8日のまとめでは、全米平均のガソリン価格は1ガロン4.173ドルと史上最高値を更新しました。このように商品相場が高騰、混乱し、インフレリスクが高まっています。今後の西側諸国の個人消費や企業業績への懸念が強まっています。日経平均の想定レンジは24800円±500円程度です。ボラティリティは高止まりするでしょう。

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