12月22日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
12月21日の日経平均は前日比180.31円（0.68％）安の26387.72円と、５日続落しました。５日移動平均線（21日現在27154.44円）、25日移動平均線（同27813.71円）、75日移動平均線（同27476.10円）、100日移動平均線（同27677.77円）、200日移動平均線（同27247.01円）全て下回っています。12月22日の大阪証券取引所における日経平均先物３月物の夜間取引終値は前日比90円高の26410円、高値は22日01時08分の26460円、安値は21日17時10分の26240円でした。21日の騰落レシオ（６日移動平均）は54.09％でした。新高値銘柄数は39、新安値銘柄数は120でした。また、ＭＡＣＤ（12日－26日）はマイナス197.86、シグナル（9日）は4.72でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）はマイナス202.58でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は８日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「８つ」（前日は６つ）が点灯している状況です。
21日のＮＹダウは続伸し、前日比526.74ドル高の33376.48ドルでした。ナスダック総合株価指数も続伸し、同162.258ポイント高の10709.370ポイントでした。21日発表された12月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回り、８カ月ぶりの高水準となったことが、買い材料になりました。
日経平均については、５日移動平均線自体が12月16日に下向きに転じました。本日以降、５日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が12月15日の28051.70円を上回る必要があります。ハードルが高いため、下向きを維持することになりそうです。12月21日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.02（4.92％）安の19.71でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは12月21日終値26387.72円±400円程度です。グロース株については、当面は、ナスダックの動向に加え、ANYCOLOR（5032）の株価動向が左右するとみています。同社株が底打ち（リバウンド）するようならグロース市場のムードは好転、下げ渋り（横ばい）なら中立要因、下落継続ならムードは悪化する見通しです。その影響は、直近IPOや、人気グロース株に顕著に出るとみています。ちなみに、15日に決算を発表した同社株の夜間取引終値は通常取引終値比820円（10.99％）安の6640円、21日終値は前日比110円安の5940円でした。なお、例年12月相場に関しては、個人投資家からの節税売りが断続的に出る見込みのため、チャートが崩れ（株価が25日移動平均線を下回って、且つ25日移動平均線が下向き等）、信用買い残が積み上がっている、６月～７月が高値で今後、信用高値絶対期日を迎える銘柄群は、少なくとも、年内受け渡し最終日の12月28日を通過するまでは、アンタッチャブルだと思います。
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