2月7日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
2月6日の日経平均は前週末比184.19円(0.67%)高の27693.65円と、4日続伸しました。5日移動平均線(6日現在27455.83円)、25日移動平均線(同26706.38円)、75日移動平均線(同27256.89円)、100日移動平均線(同27223.16円)、200日移動平均線(同27232.89円)全て上回っています。2月7日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比変わらずの27680円、高値は7日01時23分の27710円、安値は6日19時00分の27530円でした。6日の東証プライム市場の騰落レシオ(6日移動平均)は97.38%でした。新高値銘柄数は36、新安値銘柄数は8でした。また、MACD(12日-26日)は217.80、シグナル(9日)は127.24でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は90.56でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。
6日のNYダウは3日続落し、前週末比34.99ドル安の33891.02ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落し、同119.505ポイント安の11887.450ポイントでした。前週末発表の1月の非常に強い米雇用統計を受け、FRBによる早期の利上げ停止や年後半の利下げ転換の観測が後退し、株式が売られました。
日経平均については、5日移動平均線自体が2日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が1月31日の27327.11円を下回る必要があります。6日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前週末比0.29(1.78%)高の16.58でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは6日終値27693.65円±400円程度です。前日の米国株安はネガティブ材料です。しかしながら、6日のNY外国為替市場で円相場は続落し、前日比1円45銭円安・ドル高の1ドル=132円60~70銭で取引を終えました。好調な雇用統計、1月のISM非製造業景況感指数が55.2と、前月の49.2から市場予想を大きく上回って上昇し、好不況の境目の50を上回ったことに加え、日本経済新聞電子版が日本時間6日未明、「日銀の黒田東彦総裁の後任人事について、政府が雨宮正佳副総裁に就任を打診したことがわかった」と伝えたことで、日米金利差が縮小するとの見方が薄れ、円売り・ドル買いが加速した結果です。この円安は、我が国輸出企業の株価の押し上げ要因として機能する見通しです。
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