4月10日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
7日の日経平均は前日比45.68円(0.17%)高の27518.31円と小幅ながら3日ぶりに反発しました。5日移動平均線(7日現在27855.95円)、25日移動平均線(同27740.59円)を下回っています。一方、75日移動平均線(同27213.89円)、100日移動平均線(同27404.08円)、200日移動平均線(同27376.85円)は上回っています。8日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比110円高の27650円、高値は7日22時14分の27660円、安値は7日21時30分の27480円でした。7日の騰落レシオ(6日移動平均)は93.04%でした。新高値銘柄数は20、新安値銘柄数は56でした。また、MACD(12日-26日)は59.57、シグナル(9日)は59.31でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は0.26でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。
7日は、米国ではグッドフライデーのため株式や商品が休場でした。一方、12時までの短縮取引だった7日のNY債券市場では、長期債相場は7日ぶりに反落し、10年物国債利回りは前日比0.10%高い3.40%でした。7日のNY外国為替市場で円相場は続落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=132円10~20銭でした。堅調な雇用統計を受け、日米金利差の拡大観測から、円売り・ドル買いが優勢でした。3月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数は前月比23万6000人増と市場予想の23万8000人増とほぼ同水準で、失業率は3.5%と前月の3.6%から低下しました。そして、平均時給の伸び率は前年同月比で4.2%と、前月の4.6%から鈍化しました。雇用統計を受けて米景気の先行きに対する過度な不安が薄れ、債券が若干売られました。なお、7日の雇用統計を受け、バンク・オブ・アメリカやJPモルガンなど米金融機関の多くは、5月のFOMCで0.25%の利上げを決めるとの予想を改めて強調したそうです。
日経平均については、5日移動平均線自体が4月5日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が3日の28188.15円を上回る必要があります。7日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.42(2.37%)安の17.30でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは7日終値27518.31円±400円程度です。
7日、25日移動平均線が、2日ぶりに上昇転換しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で3月3日の27927.47円を上回ることが必要です。なお、5日の大幅安で、日経平均が5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向きに転じたため、3月16日の26632.92円を起点にしたリバウンドは、4月4日の28287.42円で終了したとみてよいでしょう。現時点での押し目メドは26632.92円から28287.42円までの上げ幅の61.8%押しの27264.94円を想定しています。ただし、6日の下落で半値押し(27460.17円)は6日の下落で達成済みのため、値幅的な調整はほぼ実現したとも考えられるため、リバウンドするようならば、5日移動平均線を目指すと考えています。
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