4月13日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
12日の日経平均は前日比159.33円(0.57%)高の28082.70円と4日続伸しました。5日移動平均線(12日現在27726.13円)、25日移動平均線(同27707.21円)、75日移動平均線(同27259.84円)、100日移動平均線(同27398.31円)、200日移動平均線(同27404.22円)全て上回っています。13日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比190円安の27900円、高値は12日21時35分の28240円、安値は終値でした。12日の騰落レシオ(6日移動平均)は109.91%でした。新高値銘柄数は114、新安値銘柄数は18でした。また、MACD(12日-26日)は83.69、シグナル(9日)は82.37でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は1.33でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日は1つ)が点灯している状況です。
12日のNYダウは5日ぶりに反落し、前日比38.29ドル安の33646.50ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続落し、同102.54ポイント安の11929.34ポイントでした。午後公表のFOMC議事要旨(3月21〜22日開催分)で、「銀行の信用供与が予想以上に減り、経済活動を大きく抑制する可能性がある」との見解を示していたことが明らかになったことが嫌気されました。一方、3月のCPIが前年同月比の上昇率が5.0%と2月の6.0%から鈍化し、市場予想の5.1%も下回ったことは、相場の下支え要因でした。
日経平均については、5日移動平均線自体が4月12日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が6日の27472.63円を下回る必要があります。12日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.13(0.77%)安の16.77でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは12日終値28082.70円±400円程度です。ところで、国際通貨基金(IMF)は11日、最新の世界経済見通しを発表しました。米国で3月に起きた銀行の経営破綻を受け、「下振れ方向に大きく傾いている」と、「世界経済の悪化リスクは和らいでいる」との見方を示していた前回から一転して警戒レベルを引き上げました。
12日、25日移動平均線が、3日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で3月8日の28444.19円を上回ることが必要です。なお、12日現在、日経平均は5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向きに転じたため、4月4日の28287.42円からの調整は一巡し、現在は、6日の27427.66円を起点にしたリバウンドが発生中と認識しています。上値メドは4日の28287.42円です。
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