4月14日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

13日の日経平均は前日比74.27円(0.26%)高の28156.97円と5日続伸しました。5日移動平均線(13日現在27863.00円)、25日移動平均線(同27695.72円)、75日移動平均線(同27281.83円)、100日移動平均線(同27399.59円)、200日移動平均線(同27413.78円)全て上回っています。14日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比180円高の28370円、高値は14日03時54分の28440円、安値は13日22時43分の28120円でした。13日の騰落レシオ(6日移動平均)は158.06%でした。新高値銘柄数は84、新安値銘柄数は26でした。また、MACD(12日-26日)は106.28、シグナル(9日)は88.02でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は18.27でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「4つ」(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

13日のNYダウは反発し、前日比383.19ドル高の34029.69ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し、同236.94ポイント高の12166.27ポイントでした。同日発表の3月の米PPIは、前月比0.5%下落し、2020年4月以来の下落率となりました。市場は横ばいを見込んでいました。また、前月比マイナス0.5%と、予想外に昨年12月来のマイナスとなり、パンデミックによる経済封鎖直後の20年4月来で最低でした。また、変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は前月比マイナス0.1%と予想外に20年4月来のマイナスとなりました。これを受け。過度なインフレ懸念が後退し、米利上げ停止が近いとの見方が広がり、株式が買われました。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が4月12日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が7日の27518.31円を下回る必要があります。13日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.28(1.67%)安の16.49でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは13日終値28156.97円±400円程度です。先物中心に売り方の買い戻しで、堅調な相場が見込まれます。

 

12日から、25日移動平均線が、4日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で3月9日の28623.15円を上回ることが必要です。なお、12日に、日経平均は5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向きに転じたため、4月4日の28287.42円からの調整は一巡し、現在は、6日の27427.66円を起点にしたリバウンドが発生中と認識しています。なお、上値メドは4日の28287.42円とみていましたが、これを上抜けるようだと、次は3月9日の28734.79円を目指すことになりそうです。

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