4月27日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

26日の日経平均は前日比203.60円(0.71%)安の28416.47円と3日ぶりに反落しました。5日移動平均線(26日現在28570.40円)を下回りました。一方、25日移動平均線(同28068.42円)、75日移動平均線(同27575.12円)、100日移動平均線(同27443.69円)、200日移動平均線(同27509.30円)全て上回っています。27日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比100円安の28310円、高値は27日01時01分の28410円、安値は26日20時14分の28250円でした。26日の騰落レシオ(6日移動平均)は89.7%でした。新高値銘柄数は87、新安値銘柄数は65でした。また、MACD(12日-26日)は247.88、シグナル(9日)は232.89でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は14.98でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「1つ」(前日は3つ)、「大底確認10項目」のうちが1つ(前日はゼロ)が点灯している状況です。

 

26日のNYダウは続落し、前日比228.96ドル安の33301.87ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、同55.19ポイント高の11854.35ポイントでした。ファースト・リパブリック・バンクに関して、24日発表の2023年1~3月期決算で大規模な預金流出があったことが分かり、26日は大手行への追加支援要請や新株発行を検討していると伝わったことで、同行の経営不安が再燃したことが、マインドを冷やしました。一方、25日に発表した23年1~3月期決算や4~6月期の売上高見通しが市場予想を上回った、マイクロソフトは1銘柄で、NYダウを131.25ドル押し上げました。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が4月25日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が20日の28657.57円を上回る必要があります。26日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.55(3.38%)高の16.82でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは26日終値28416.47円±400円程度です。

 

4月17日から26日まで、25日移動平均線が、8日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で3月23日の27419.61円を下回ることが必要です。なお、26日の日経平均は、「日経平均が5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き」の状況となりました。このため、4月6日の27427.66円を起点にしたリバウンドはいったん終了したとみています。

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