16日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は3日ぶりに反発する公算

FRBは16日までのFOMCで、追加の利上げを見送り金融政策の現状維持を決めました。また、政策金利見通しについては、年内2回の利上げと、昨年12月時点の年4回の想定に比べ利上げペースは緩やかになる公算が大きくなりました。FOMC声明や金利と経済の見通しはハト派的でした。

 

これを受け、16日のシカゴ日経平均先物6月限(円建て)は16840円大証比30円高でした。NYダウは続伸し、前日比74.23ドル高の17325.76ドルでした。NY原油先物相場は3日ぶりに反発、WTI期近の4月物は前日比2.12ドル高の1バレル38.46ドルでした。OPEC、ロシアなど主要産油国が4月17日にカタールのドーハで会合を開き、増産凍結について協議すると伝わったことが買い材料になりました。NY外為市場では、ドルは全面安、ドル/円は112円55銭/112円58銭でした。

 

FOMCの結果がハト派的だったので、米株高、原油高となったことはポジティブです。しかし、円相場が若干円高に振れたことはネガティブです。好悪材料が綱引きする格好ですが、FRBが景気に配慮したことで、投資家がリスクオフになる可能性は低いため、日本株が大きく売られることもないでしょう。このため、昨日まで2日続落した日経平均は、イベントリスク消滅効果も加わり、3日ぶりに反発する可能性が高いとみています。想定レンジは5日移動平均線(16日現在17023.29円)±200円程度です。

 

 

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