21日の海外動向と本日の相場見通し 輸出関連銘柄の上昇が日経平均を押し上げる公算

21日のシカゴ日経平均先物6月限(円建て)は16755円大証比245円高でした。NYダウは7日続伸、前週末比21.57ドル高の17623.87ドルでした。NY原油先物相場の反発が好感されました。WTI期近の4月物は前週末比0.47ドル高の1バレル39.91ドルでした。NY円相場は続落、前週末比40銭円安・ドル高の1ドル=111円90銭~112円00銭でした。アトランタ連銀のロックハート総裁が「4月の利上げを正当化するのに十分な経済指標がそろっている」との認識を示したことがドル買い材料になったようです。

 

米株高、原油高、ドル高が好感され、3連休明けの日経平均は5日ぶりに反発スタートする見通しです。想定レンジは25日移動平均線(18日現在16497.32円)~5日移動平均線(同16997.29円)です。輸出関連銘柄の上昇が日経平均を押し上げる公算です。また、28日の権利付き最終売買日が接近し、配当狙いの買いや、内外の機関投資家のドレッシング買いが入りやすい上、継続的な年金買いが期待できることで、少なくともそれまでは、好需給が続くと考えています。日経平均は終値で5日移動平均線を上回れば、前週とムードが180度が変わり、一段と強気に傾くでしょう。

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