１日の海外動向
１日のシカゴ日経平均先物６月物は16160円大証比20円安でした。安値は16085円。ＮＹダウは反発し、前日比107.66ドル高の17792.75ドルでした。３月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数の伸びが前月比21万5000人増となり市場予想の20万人増をやや上回ったことや、労働参加率が上昇したことに加え、３月のＩＳＭ製造業景況感指数も51.8と、６カ月ぶりに経済活動の拡大・縮小の境目である50を上回り、市場予想を上回ったことが好感されました。ＮＹ原油先物相場は３日ぶりに反落、ＷＴＩ期近の５月物は前日比1.55ドル安の１バレル36.79ドルでした。サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン副皇太子が、イランを含む他の主要産油国が同調しないかぎり増産凍結は行わない考えを示したため、４月17日のドーハでの増産凍結について話し合いでの合意形成期待が後退しました。
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