上下水道関連銘柄
2025年9月25日、日本経済新聞は「旧式水道管に漏水リスク 50年超1万キロ、緊急道の下を優先更新へ」と題した記事を配信しました。当該記事によれば「国土交通省は、老朽化による漏水や破損のリスクが大きいとして鋳鉄製の上水道の旧式管を全て撤去する。管理する全国の自治体に更新計画の策定を要請。災害時の避難・救助や物資供給の主要ルートとなる緊急輸送道路(緊急道)下は5年後をメドに優先的に更新する。」とのことです。そこで、主要な関連銘柄をピックアップします。
| コード | 銘柄名 | 材 料 |
| 5612 | 日本鋳鉄管 | 上下水道インフラの維持・向上への貢献に資するべく、「水が途切れない世界を実現する」をパーパスに「水道管路の変革を先進し、世界随一の水道インフラを持続させる」ことをビジョンに掲げている。 |
| 5602 | 栗本鐵工所 | ライフライン事業では、上下水道管を中心としたダクタイル鉄管の製造販売をはじめ、管路の設計支援や施工監理業務および管路調査業務などにも貢献。 |
| 5262 | 日本ヒューム | 「総合コンクリート、主義」を掲げ、コンクリート二次製品の設計・製造・施工といった全方位のワンストップサービスを提供。建設市場の人手不足を補う製品プレキャスト化(省力化)、社会インフラ老朽化に対応する製品・施工方法の開発、ICTを活用した取組みなどたゆまぬ技術開発を進めている。 |
| 2325 | NJS | 水と環境のオペレーションカンパニー。インフラ管理、防災減災、事業運営に関するソフトウェアサービスを提供するほか、AI活用やプラットフォーム連携サービスを提供。 |
| 261A | 日水コン | 上下水道事業を中心に、計画・設計等の技術コンサルティング・サービスを提供している建設コンサルタント。水に関する社会課題を解決することで成長する「水のインパクトカンパニー」を目指し続けている。 |
| 6326 | クボタ | クボタの技術は水環境ソリューションとして、水循環のあらゆる場面で活躍し、日本の水インフラの維持に貢献。単に製品を供給するだけでなく、水インフラの設計・調達・施工・メンテナンスまで一貫して提供。 |
| 1844 | 大盛工業 | 安全で高精度なトンネル掘削を可能にする「シールド工法」、工期短縮や現場の安全と美観に配慮できる独自開発の「OLY工法」、起伏のある既設管の中に、安全に短期間で新設の配管ができる「ピカルス工法」を始め、あらゆる状況に対応できる各種工法を導入し、上・下水道工事を施工。 |
| 5287 | イトーヨーギョウ | バイコンマンホールは、日本下水道協会認定品(Ⅱ類規格品)として、下水道用コンクリート製組立マンホールに要求される強度、水密性、耐震性など全ての要件を満たしている。また、「ブーツEXシリーズ」・「ブーツ306シリーズ」を「マンホールと管きょの接続部」に使用することにより、施設の耐震性を向上させることができる。 |
| 5597 | ブルーイノベーション | 2025年2月5日、埼玉県八潮市道路陥没事故現場において、屋内点検用ドローン「ELIOS 3」を活用した下水管内調査を実施した。本調査では、GPSが届かない環境でも安定して飛行可能な「ELIOS 3(Flyability 社製、本社:スイス)」を活用し、事故現場の下流約600m付近のマンホールから下水管内の状況を調査した。 |
| 4673 | 川崎地質 | インフラや公共施設などの維持管理のため、地中レーダ探査によって地中の空洞や埋設物、地質構造を把握し、対策の検討と設計までのサービスを提供。同社が独自に保有する連続波レーダ探査は深さ10m程度まで、チャープレーダ探査は深さ5m程度まで探査が可能。様々なコンクリート構造物の劣化状況を診断する。 |
| 6171 | 土木管理総合試験所 | 下水道事業のストックマネジメント実施に関する定期点検・調査はもちろんのこと、全国特別重点調査においても判定基準に必要な各種点検・調査を、現場状況に応じて複合的に提案している。AIを活用した迅速調査と専門人員増強などで、そのような多様化・広域化する社会的ニーズに対応。 |
| 6403 | 水道機工 | 水の浄化、再利用、循環型社会構築に貢献する水処理機器の製造・販売を行う東レ(3402)グループの水処理専業会社。主力市場である浄水場等水道インフラ分野においては、施設老朽化に伴う更新、修繕のニーズが堅調に推移している。 |
