宇宙関連銘柄

2025年9月15日の 日本経済新聞は「宇宙組織を米欧並みに拡充 内閣府、来年度 定員2倍・予算4割増」と題した記事を掲載しました。当該記事によれば、「政府は2026年度から内閣府の宇宙組織の体制を拡充する。」、「他省庁を含めた関連予算の総額も増やし25年度に比べて4割多い6000億円程度の確保をめざす。」、「「宇宙基本計画」では、20年に4兆円だった日本の宇宙関連の市場規模を30年代早期に2倍に拡大する目標を掲げている。日本が強みを持つ衛星打ち上げ技術を生かし、衛星データを用いた事業展開などを軸とする。」とのことです。そこで、主要な関連銘柄をピックアップします。

コード 銘柄名 材 料
402A アクセルスペースホールディングス AxelLiner事業とAxelGlobe事業を展開。AxelLiner 事業は顧客ニーズに応じ同社グループが開発した汎用バスシステムを利用することにより、人工衛星の設計・製造・各種手配から運用までをワンストップで行う事業。AxelGlobe 事業は地球観測衛星コンステレーションが取得した画像データの販売等を行うサービス。
5595 QPS研究所 世界トップレベルの高精細小型レーダー衛星「QPS-SAR」を開発。夜間や天候不良時でも任意の対象を高分解能・高画質で観測できるSAR画像を提供。2027年度までには24機体制、そして最終的には36機による衛星コンステレーションを構築し、「準リアルタイムデータ提供サービス」を目指している。
186A アストロスケールホールディングス スペースデブリの除去のみに特化した企業から、軌道変更・軌道維持、燃料補給、観測・点検を含む包括的な軌道上サービスプロバイダへと成長。ELSA-dとADRAS-Jの2つのミッションを通じて、RPO(ランデブ・近傍運用)技術の民間企業として前例のない実証を行い、軌道上サービスの開発をリードしている。
9348 ispace  Google Lunar XPRIZEのファイナリスト5チームに入ったHAKUTOを運営したispace は、月面探査プログラム「HAKUTO-R」に取り組む。Mission3以降の目的は、水資源探査を中心とした、月の情報と地球-月輸送サービスプラットフォームの構築。高頻度でランダーの月面着陸とローバーでの月面探査の実現を目指す。
290A Synspective 自社によるSAR衛星コンステレーションを持つソリューションプロバイダー。小型SAR衛星の開発・運用からコンステレーションを構築しデータを生成し提供。また独自のデータ解析能力を用いて世界が抱える様々な課題に対して、データに基づいたソリューションを提供。
3741 セック 科学衛星や惑星探査機の搭載システム、観測データ解析システムなどの開発を手掛ける。国際宇宙ステーション上の宇宙ロボット協働実証実験「ICHIBAN ミッション」に技術協力し、成功した。同社は Int-Ball2 が CIMON との間でリアルタイムに遠隔監視データとコマンドの送受信を行うためのインタフェースを開発した。
3803 イメージ情報開発 連結子会社である株式会社バニヤンズは、国の航空宇宙関連技術開発事業の一つである「成層圏から海上をリモートセンシングする実証実験事業」に、202昨年12月から参画し、これまでに本事業の要件定義が完了。バニヤンズは人口衛星と地上との光通信事業のための通信空間設計のためのプロジェクトなどにも継続して参画。
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