IP(知的財産)関連銘柄
ネットフリックスなどの普及で、視聴可能地域や視聴者層が拡大したことで、日本のアニメ、キャラクター、ゲームなどの知名度や人気が世界的に高まっています。また、スマートフォンの普及などで、ゲーム市場も成長が続いています。そして、海外政府が日本のゲーム関連企業と関係を強化するケースが増加しています。その結果、日本の「アニメ」、「キャラクター」、「ゲーム」の人気化が、企業のブランド価値、及び、保有するコンテンツIP(知的財産)の価値を押し上げるだけなく、メディアミックス戦略によるIP関連ビジネスの拡大・発展が期待されます。そこで、IP関連銘柄の主要銘柄をピックアップします。
| コード | 銘柄名 | 材 料 |
| 7974 | 任天堂 | 世界的ゲームメーカーで、「ポケットモンスター(ポケモン)」、「スーパーマリオ」、「動物の森」、「ゼルダの伝説」、「スプラトゥーン」などの非常に強力なIPを保有している。ゲーム以外にもIPのタッチポイントを増やすため、テーマパークや映画、公式ショップなどのビジネス展開を行っている。 |
| 8136 | サンリオ | 「ハローキティ」、「シナモロール」、「ポムポムプリン」、「チョコキャット」など世界中で愛されるキャラクターを生み出しており、IPという大きな資産を持っている。欧州、米州、アジアに10ヵ所の拠点を展開。海外の有力パートナーとも積極的に連携している。 |
| 7832 | バンダイナムコホールディングス | 「ドラゴンボール」、「ワンピース」、「アイドルマスター」、「たまごっち」、「ガンダム」などの有力IPを多く保有している。IPの魅力や世界観を活かし、最適なタイミングで、最適な商品・サービスとして、最適な地域に向けて展開することでIP価値の最大化を目指す「IP軸戦略」を推進している。 |
| 6758 | ソニーグループ | 『鬼滅の刃』は、ソニー・ミュージックエンターテイメント(SME)の子会社であるアニプレックスがプロデュースし、配給や海外展開を手掛けている。アニプレックスは、ソニーグループの世界戦略とともに発展してきた。そのソニーグループIPビジネスを全世界に展開している。 |
| 9697 | カプコン | 「ストリートファイター」、「バイオハザード」、「ロックマン」、「モンスターハンター」など多数の人気コンテンツ(IP)を創出。現在、各IPはゲームだけでなく、映画やアニメ、舞台などに展開することで、グローバルで高い人気を獲得しており、収益の最大化を図っている。 |
| 4816 | 東映アニメーション | 「プリキュア」、「ワンピース」、「ドラゴンボール」、「おしりたんてい」などの世界的人気を持つIP(知的財産)を数多く手掛けてきたアニメ制作会社。同社グループでは、「IPを戦略の軸に据えたグローバル事業展開」をより一層強化し、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指している。 |
