農業(コメ)関連銘柄
小泉進次郎農相は2025年9月20日、都内で記者会見を開き、自民党総裁選(9月22日告示―10月4日投開票)に出馬すると正式表明しました。なお、小泉氏は、2025年6月、産経新聞の単独インタビューに応じた小泉進次郎農林水産相は、「(需給を)管理しなければいけないという形から、(農家を)解放し、意欲ある人が、自由に作れる農政が今の世論だ」と述べ、従来の農業政策の転換に注力する考えを示しました。小泉氏が新総裁になれば、コメの流通の効率化や企業の農業参入、安価な農業機械の開発などが期待されます。そこで、コメ関連の主要銘柄をピックアップします。
| コード | 銘柄名 | 材 料 |
| 2700 | 木徳神糧 | 家庭用・業務用の精米の製造販売、玄米の販売を行う「米穀事業」を展開。コメ加工食品事業部では、新しいコメの食べ方や、コメが持つ新しい機能を紹介。ベトナムの現地法人が「長粒種米」「ジャポニカ米」を生産。そして、国内配合飼料メーカー等への糟糠類、輸入牧草などの飼料及び飼料原料の販売を行っている。 |
| 9305 | ヤマタネ | 創業から受け継がれてきた米卸売業者として100年の実績を持ち、これまでコメの安定供給に注力してきた。早くから最新設備を誇る物流センターを首都圏・近畿圏にかまえ、倉庫業を中心とする総合物流サービスを展開してきた。今では、国内・海外を問わず保管・配送・流通加工及びそれらにかかわるすべての物流業務を提供。 |
| 8006 | ユアサ・フナショク | 商事部門は「食品」「低温食品」「業務用商品」「米穀」「飼料畜産」の5つの事業本部から成立。自社工場で精米した全国各地の銘柄米を提供している。高度なブレンド技術や徹底した品質管理体制のもと、日本の食卓を支える安全・安心なお米を提供。同社の工場で精米したお米には「パワーライス」というブランド名を冠している。 |
| 6310 | 井関農機 | 田植作業は、田植機の登場により大幅な省力化が出来るようになった。現在は歩行型2条植から乗用型10条植まで幅広い品揃えになっている。トラクタについては、稲作ではロータリを装着して耕うん作業等に使用する。そして、コンバインは稲を刈取り、籾の脱穀を行う機械。稲の収穫には主に自脱型コンバインを用いる。 |
| 4031 | 片倉コープアグリ | 年々暑さが増している日本の夏。水稲栽培では収量を左右する穂肥の時期だが、猛暑下の作業は過酷な重労働。そこで注目され始めているのが、農業用ドローンを使った肥料散布。同社では、ドローン散布に適応した肥料「CORON」「空散追肥306」の実証試験を重ね、肥料散布にかかる様々な課題を解決しようとしている。 |
| 4025 | 多木化学 | 創業以来、豊富な品揃えと品質の確かさで信頼を得て、業界トップメーカーとしての地位を堅持。なかでも、多くの愛用者を得ているロングセラー「しき島」「九重」「マグホス」などの主力製品は、多木肥料の優秀性を実証。また、一度施肥すると長期にわたり肥効を発揮する「タキコート」などの一連の被覆肥料を発売。 |
