本日の相場見通し 余程の材料が飛び出さない限り、方向感の乏しい１日
ＥＵ離脱の是非を問う国民投票を23日に控え、本日も含め今週は、世界的に「リスクオフ」ムードが強い状況が続く見通しです。結果が「残留」、「離脱」のどちらに転んでも、ポンド相場が乱高下することは不可避で、一部では、ポンド相場が急落し、英国がＥＲＭ（欧州為替相場メカニズム）から事実上、離脱を余儀なくされた、1992年９月16日の「ブラック・ウェンズデー」以来の大荒れとなる可能性が指摘されています。だからこそ、結果が出るまで、多くの投資家はリスク資産を買えないのでしょう。
このような状況下、本日の日経平均の想定レンジは17日のシカゴ先物のレンジの15410円～15730円です。円相場が１ドル＝104円台後半の円安方向に向かうなら「上」へ、逆に、103円台突入なら「下」へ振れるとみています。まあ、ザラ場中、余程の材料が飛び出さない限り、方向感の乏しい１日になる見通しです。
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