16日の日経平均は前日比484.01円高の19,049.91円
16日の日経平均は前日比484.01円高の19,049.91円、高値は19,054.89円、安値は18,859.11円。東証1部の出来高は21億2914万株、売買代金は2兆5293億円、値上がり銘柄数は1641銘柄、値下がり銘柄数は225銘柄、変わらずは60銘柄。日経平均は3日ぶり大幅反発。
前場の日経平均は大幅反発。原油価格の上昇を背景にした前日の欧米株高、円安基調を好感から買い先行からのスタート。買い一巡後はややもみ合うも前場引けにかけて先物主導で上げ幅を拡大し、午前11時29分には前場の高値となる1万8970円03銭(前日比404円13銭高)まで上昇する場面があった。
後場の日経平均は上げ幅を拡大し一段高。17日未明に結果が判明するFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えるものの、前場の好調な地合いを引き継ぎ買い優勢で始まるとその後も上げ幅を拡大。午後13時42分には、本日の高値となる488円99銭高の1万9054円89銭まで上昇。その後も高値圏での推移となった。
今晩のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げはほぼ確実と見られているが、イエレン議長、FRBは利上げが及ぼす影響を認識しているため、ゆっくりとしたペースで利上げを進める意向であり、2016年に(合計の)利上げ幅が1%ポイントを超える事態にはならないだろう予想が出ているほか、市場では、予想する通り政策金利の引き上げとなれば、先行き不透明感が解消され、株価が上昇しやすくなるとの見方も出ている。
東証33業種では、空運業の1業種を除いた32業種が上昇。値下がり率上位は、証券商品先物、輸送用機器、銀行業、情報・通信業、保険業など。個別では、東証1部の値上がり率トップはさくらインターネット(3778)、2位は一休(2450)、3位はブレインパッド(3655)。一方、値下がり率トップはベリサーブ(3724)、2位は日新電機(6641)、3位は綜合臨床ホールディングス(2399)。
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