27日の日経平均は前日比281.78円安の16,664.82円
27日の日経平均は前日比237.25円安の16,664.82円、高値は16,535.81円、安値は16,323.10円。東証1部の出来高は22億3908万株、売買代金は2兆5343億円、値上がり銘柄数1403銘柄、値下がり銘柄数は457銘柄、変わらず108銘柄。日経平均は大幅反発。
前場の日経平均は大幅反発。前日の米株がまちまちのなか為替相場が1ドル105円台へ円安に振れたことが安心感を誘い買いが先行。その後、午前9時13分には2万6642円60銭(前日比259円56銭高)まで上昇した。買い一巡後は、FOMCの結果を見極めたいとの動きから伸び悩む場面もあったが、日銀による緩和期待を背景に持ち直し高値圏での推移となった。
後場の日経平均は一段高。昼休み中に経済対策が27兆円規模になると伝えられたほか、政府が50年債の発行を検討していると報じられ、政策期待から買いが先行。ただ、財務省理財局の見解として50年債発行検討の事実はないと伝えられたことにより伸び悩み、上げ幅を縮める場面もあったが、安倍首相は福岡市での講演で、政府の経済対策の事業費を28兆円超とする意向を表明したとのことから再び上昇に転じた。
東証33業種では、化学、輸送用機器、非鉄金属、ガラス土石製品、ゴム製品が値上がりした。一方、その他製品、卸売業、水産・農林業、情報・通信業、陸運業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはキムラタン(8107)、2位はミツミ電機(6767)、3位は信越化学工業(4063)。一方、値下がり率トップはサノヤスホールディングス(7022)、2位はHamee(3134)、3位はエスケイジャパン(7608)
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