29日の海外動向と30日の大阪先物
30日の大阪ナイトセッションの日経平均先物９月物は16310円29日大証通常取引清算値比300円安でした。29日のＮＹダウは５日続落、前日比24.11ドル安の18432.24ドルでした。４～６月期の米実質ＧＤＰ速報値は前期比年率1.2％増と、市場予想の2.6％増を大幅に下回り、１～３月期の成長率も1.1％増から0.8％増へと下方修正されたことが嫌気されました。ＮＹ原油先物相場は反発、ＷＴＩ期近の９月物は前日比0.46ドル高の１バレル41.60ドルでした。外国為替市場でドル安が進み、ドル建ての原油先物価格に割安感が出ました。ＮＹ円相場は大幅な円高、前日比３円20銭の円高・ドル安の１ドル＝102円00～10銭でした。29日に日銀が決めた追加金融緩和策が期待外れだったことに加え、４～６月期の米実質ＧＤＰ速報値を受け、ＦＲＢによる早期の追加利上げ観測が後退したことが、ドル売り材料になりました。
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