2日の日経平均は前日比244.32円安の16,391.45円
2日の日経平均は前日比244.32円安の16,391.45円、高値は16,541.88円、安値は16,391.45円。東証1部の出来高は19億7429万株、売買代金は2兆807億円、値上がり銘柄数411銘柄、値下がり銘柄数は1459銘柄、変わらず100銘柄。日経平均は大幅反落。
前場の日経平均は反落。3カ月半ぶりに一時1バレル=40ドルを割り重しとなったほか、欧米株安などから売りが先行。午前9時36分に1万6446円90銭(前日比188円87銭安)まで下落したが、売り一巡後は円弱含みや日銀によるETF買いが意識され下げ幅を縮小している。決算シーズンを迎え円高が懸念される輸出企業の決算については、思ったほど深刻ではなく、業績不安を織り込んでいっているとの見方があり、ETF買い拡大から下値は限定的、今後は下値切り上げで徐々に上昇していくとの予想も出ているようだ。
後場の日経平均は一段安。昼休み中に為替相場が前場に比べやや円高に振れたことを受けて売りが先行。その後も円相場が強含むとともに軟調に推移する展開。日銀会合で29日に決定したETFの買い入れ増額により、需給が引き締まるとの見方もあったが、後場入っても買いの勢いは鈍く、大引けにかけて一段安となった。
東証33業種では、33業種すべてが下落。値下がり上位は鉱業、銀行業、非鉄金属、繊維製品、海運業などとなった。個別では、東証1部の値上がり率トップはニッセンホールディングス(8248)、2位はメガチツプス(6875)、3位は日本ライフライン(7575)。一方、値下がり率トップはソフトクリエイトホールディングス(3371)、2位は日本光電工業(6849)、3位は寿スピリッツ(2222)
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