巨大で安定的な買い手の有無の差が明暗を分けています

4日の日経平均は前日比171.78円(1.07%)高の16254.89円でした。一時15921.04円と、16000円大台を割り込む場面がありましたが、結局、3日ぶりに大幅反発しました。一方、東証マザーズ指数は同2.61ポイント(0.28%)安の922.74ポイントでした。大幅高した日経平均と対照的な引けでした。

 

なお、日銀は4日、指数連動型の上場投資信託(ETF)を707億円、設備投資および人材投資に積極的に取り組んでいる企業を支援するためのETF12億円、合計719億円買い入れました。前日の合計359億円から倍増させました。

 

この日銀という、巨大で安定的な買い手の有無の差が、本日の日経平均とマザーズ指数の対照的な動きにつながったと考えます。

 

例えば、本日の市場では、日銀のETF買い入れによる需給改善効果が大きいとされる、アドンテスト(6857)、ファーストリテイリング(9983)、太陽誘電(6976)、TDK(6762)、東邦亜鉛(5707)などへの関心が高まっています。この傾向は、当分続く可能性が高そうです。

 

今後、投資環境がどうなろうとも、日銀はETFを毎年6兆円買ってくれる見通しです。このような確固たる巨大な買い手がみえている、指数採用銘柄に人気が集まるのは必然でしょう。一方、そのような明確な買い手がみえない新興市場銘柄については、当面の間、物色の蚊帳の外に置かれる可能性は低くはないでしょう。

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