5日の海外動向 予想以上の雇用統計で米株・ドル上昇、一方、小野薬のADR大幅安
6日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比220円高の16430円でした。5日のNYダウは大幅反発、前日比191.48ドル高の18543.53ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同54.873ポイント高の5221.121ポイントと、2015年7月以来、およそ1年ぶりに過去最高値を更新しました。7月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比25万5000人増と市場予想の18万人程度の増加を大きく上回ったことや、賃金の伸びも緩やかに加速したことが好感されました。
個別では、ブリストル・マイヤーズスクイブが急落しました。がん免疫治療薬「オプジーボ」を肺がんの単剤療法として使用する臨床試験が失敗に終わったと明らかにしたことがきっかけです。また、これを受け、小野薬品(4528)のADRは円換算で東証株価比587円(16.41%)安の2994円でした。一方、オプジーボの主要競合薬の「キートルーダ」のメーカーである、メルクは買われました。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落、WTI期近の9月物は前日比0.13ドル安の1バレル41.80ドルでした。ドル高進行で、ドル建ての原油先物価格に割高感が強まったためです。NY円相場は下落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=101円80~90銭でした。市場予想を上回る7月の米雇用統計の結果を背景に、年内の利上げ観測が強まり、対主要通貨でドル買いが優勢となりました。
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