17日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は膠着、マザーズは流動性が枯渇
18日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比80円安の16670円でした。17日のNYダウは小幅反発、前日比21.92ドル高の18573.94ドルでした。前回7月分のFOMCの議事要旨で、大半の参加者が追加利上げを決めるまでに「追加のデータを見極めるのが賢明」とみていたことが明らかになったことが買い材料になりました。NY原油先物相場は5日続伸、WTI期近の9月物は前日比0.21ドル高の1バレル46.79ドルでした。EIAが発表した週間の石油在庫統計で原油とガソリンの在庫が減ったことや、主要産油国による増産凍結への思惑が相場を押し上げました。NY円相場は4日続伸、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=100円20~30銭でした。一時100円04銭まで上昇しました。
米株高、原油先物高はポジティブですが、ドル/円相場が円高水準で高止まりしています。こうなると、日経平均の上値は買えません。一方、下がれば日銀のETF買いが入るため、下値は限定されるでしょう。結果、日経平均は膠着する見通しです。想定レンジは25日移動平均線(17日現在16546.78円)~5日移動平均線(同16773.35円)です。ところで、昨日、日経平均が前日比149.13円(0.90%)高となった一方で、東証マザーズ指数は同17.40ポイント(1.84%)安と、6日ぶりに大幅反落しました。売買代金は751億円と、活況の目安となる1000億円を大幅に下回りました。マザーズの売買代金は16日に1039億円と、1000億円を超えましたが、7月20日から8月15日まで18営業日連続で活況の目安となる1000億円を下回りました。人気が離散し、流動性が枯渇しています。これが、短期売買を好むアクティブ個人の投資マインドを冷やし続けています。
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