25日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均のボラは低位安定を続ける見通し
26日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比10円安の16510円でした。25日のNYダウは小幅続落、前日比33.07ドル安の18448.41ドルでした。イエレンFRB議長の講演を翌26日に控え、ポジション調整の売りが優勢でした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の10月物は前日比0.56ドル高の1バレル47.33ドルでした。イランのザンギャネ石油相は、9月にアルジェリアで開かれるOPEC会合に出席することを確認したと伝わり、これが買い材料になりました。NY円相場は小幅続落、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=100円45~55銭でした。
イエレンFRB議長の講演を控えた週末であり、本日は、多くの投資家が模様眺めを決め込むでしょう。日経平均は膠着する可能性が高く、想定レンジは16500円±100円です。ところで、意外ですが昨日、日銀はETFを707億円買い入れました。しかし、結果は、日経平均は前日比41.35円(0.25%)安の16555.95円でした。これがなかったら結構値幅を伴って下落しただろうなと思う反面、前日比プラスにならないとは、結構、価格インパクトが乏しいな、というのが正直な感想です。まあ、それはともかく、日銀の買い入れルールは分かりませんが、ちゃんと買いが入るなら、日経平均の下値は堅いでしょう。また、仮に下がるにしても、本来ならナイアガラする場面でも、そのスピードを相当鈍らせる効果は期待できるはずです。このため、日経平均のボラティリティーは低位安定を続ける見通しです。
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