日銀がETFを買い入れたその日の後場は強いとは、単純に言えないようですね。
日銀は、25日、26日と2日連続でETFを707億円買い入れました。しかし、25日の日経平均は前日比41.35円安、26日は同195.24円安と、冴えない動きとなりました。まあ、26日に関しては、ファミリーマート(8058)が29日付で日経225に採用されるのに伴う売りが出たことは考慮するべきですが、取り敢えず、思ったほど相場押し上げ効果が乏しいなというのが率直な印象です。ただし、一部では、証券会社が日銀のETF買い入れがない日に、運用会社にせっせと買い集めた現物株を持ち込んでETFを組成させておいて、且つ、先物でヘッジをせずETFを保有しているのではないかとの見方があるようです。そして、日銀による買い入れがあった際に、先物によるヘッジなしのETFの在庫をそのまま渡すため、(そもそも先物を売っていないため)先物の買い戻しが入らず、買い入れを実施した当日の後場に日経平均が上がらないとの見方もあるようです。しかし、この場合、証券会社は結構大きなリスクを抱えることになりますね。まあ、いずれにせよ、日銀がETFを買い入れたその日の後場は強いとは、単純に言えないようですね。
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